6

 ゆうえんちにつくと、今日は連休だったので、たくさんの家族連れや若者たちでごった返していました。
 チケット売り場から、ちょっとした行列ができていたので、ふたりはしんぼうづよく並びました。その間もおじさんは、のかみの毛を指ですいて頭をなでたり、やわらかい二のうでやほっぺたやあごをなにげなくさわったりしていました。も、おじさんと手をつなぎながら、その手にあまえるようにほおずりしたり、おじさんの太ももやこかん、おしりなどにズボンごしに手をのばして、やらしい手つきで、いたずらっぽくさわったりしていました。
 先頭までやってくると、がチケット受付のお姉さんに向かって、元気よく、
「大人いちまい、子供いちまいです!」
 と言いました。お姉さんはその元気よさにクスクスと笑うと、
「お父さんと二人で、とっても楽しそうね?」
 とほほえみかけます。
 手をつないでいた二人は顔を見合わせて、しかし、本当のことを言ったところで、なんと説明していいか分からず、おじさんは「あ、あはは、そうかな……?」とごまかすように笑い、も、はずかしそうにしながら、おじさんの後ろにぴったりくっついて、モジモジしていました。
 お姉さんにチケットを発券してもらうと、おじさんは、「ほら、、受け取りなさい。」と、まるで本当のお父さんが言うような口ぶりで言いました。も、「はぁーい」とうなずいて、お姉さんからチケットを受け取り、どうもありがとうと礼を言います。
 お姉さんも、どういたしましてと答え、「お父さんと遊園地、楽しんできてね」と付け加えました。それには「うん!」と元気よくうなずきました。


 手をつないで、ふたりで園に入りながら、不意にはおじさんに、
「ぼく、ほんとにおじさん家の子供になりたいなぁ……」
 とあまえて言いました。おじさんはびっくりして、のことを見、それから「本当かい? 実は、おじさんも同じことを考えてたんだ……」と答えて、それからのことをそばに引き寄せました。
「じゃあ、きょう一日だけ、おじさんとは、本当の親子ってことにしとこうか?」
 おじさんはそう提案しました。はうんとうなずきます。それを受けて、おじさんはやや照れくさそうにしながら、「じゃ……。行こうか」と言いました。も、「おとうさぁん」とべたべたあまえはじめます。
 そうして、は、おじさん……いえ、お父さんと手をつないで、ずっと、はなれないようにしながら、チケットでゆうえんちの入場ぐちをくぐりました。
 も、のお父さんも、ふたりともとてもうれしそうで、しあわせそうなのでした。は、お父さんと二人ならんで歩けることがうれしくて、そばをはなれないように、ずっとベタベタとくっついていました。手をつないで寄りそいあっているだけで、二人とも、とってもうれしい気分になってくるのでした。
 しまいには、お父さんはの体を持ち上げてだっこすると、「あぁ、の体って、すごくいいにおいがするな……」とすうはあ息をかぎながら言いました。もお父さんにだきつき、「お父さんだーい好き」とうれしそうに言いました。はたから見れば、だっこしているただの仲のいい父子にしか見えないのですが。


 その間じゅう、はずっとノーパンでした。
 ブリーフはぬれてよごれてしまっていたので、車の中のバッグの中に入れてあります。歩くたびにデニムの半ズボンの下で、おちんちんがこすれて、をえっちな気持ちにさせます。
 時々お父さんが、半ズボンの上から、のおしりに手をのばして、優しくなでまわしたり、こかんにぽんっと手を当ててきたりします。そのたびに、はお父さんのうでにきゃっきゃとじゃれて、お父さんのシャツにほおずりをするのでした。
 それからは、お父さんといっしょに、ジェットコースターに乗ったり、いっしょにゲームコーナーで遊んだり、コーヒーカップで楽しんだりました。メリーゴーランドでは、がはずかしそうにお馬さんにまたがります。作り物のお馬さんにまたがると、半ズボンの下の下半身もひんやりとして、おちんちんがぴんと立ってしまいます。お父さんが、外からカメラをかまえ、写真を何枚も取りました。は、はにかみながらピースをして、笑顔を見せました。
 お昼になると、ふたりは外のテーブルで、となりどうしに座って食事をしました。お父さんが、の口もとについているケチャップを、ふざけて、舌でぺろんとなめとります。
 食事が終わると、はお父さんのひざの上に移って、お父さんに好きなだけあまえました。お父さんは、を後ろからだくようにして、半ズボンから出た太ももや、ひざこぞうをさわります。もちろん、こかんにも手をのばして、半ズボンごしになでまわしたり、シャツの上から、ちくびを転がしたり、ぷにぷにのほっぺなどを、手のひらでさわりまくったりしました。はキャッキャッとくすぐったそうに身をよじりながらも、おしりを動かして、その下にあるお父さんのぼっきしたおちんちんを、ズボンの上からこすりました。


 そして、ふたりは観覧車に乗ると、とうとうガマンできなくなり、セックスしてしまいました。
 まずふたりは、なかよく父子で手をつなぎながら、観覧車の列に並びました。列はガラガラで、すぐにゴンドラに乗れました。ゴンドラのドアが閉められて、二人は、まるで初々しいこいびと同士のように、手をきゅっとつないだまま、同じ席に、となり同士で座っていました。
 ゴンドラは、どんどん高さを増していきます。窓の外を見ると、遊園地のしきちが遠くまで見わたせるようです。とお父さんは、半そでのシャツから出ている、うでとうでとがふれあう、その体温をおたがいに感じていました。
 しばらくして、お父さんが、の耳に口を近づけ、ないしょ話をするように、小さな声で耳元でささやきかけます。
「ねーぇ、
「ん……」
「キス、しよっか?」
「……。うん……」
 ふたりは手をつないだまま、初めは、くちびるを軽くふれさせたりするだけでしたが、それから、くちびるを重ねあわせ、あまいキスに変わります。お父さんの太った大きな体が、の体をやさしくだきとめ、そのまま、とろとろのくちびると舌をからめます。おたがいにおたがいのくちびるに吸いついたり、べろべろとなめとったりするので、くちゅくちゅと、いやらしい音を立てています。
 キスしながら、お父さんは、のこしに手をまわしていますし、は、お父さんのつき出たお腹をさすっています。お父さんは、のシャツのボタンを、上からひとつひとつ外してゆき、全てはずしてしまうと、それをかたから、するするとぬがしていきます。を白のランニング姿にしてしまうと、それを下からまくり上げて、均等にお肉のついた、ぷにぷにしたお腹をなでまわし、胸にちゅっちゅっとキスをします。は小さくあえぎ声を上げました。お父さんにうながされるままに、は、デニムの半ズボンをずるりと下ろして、ひざの下まですとんと落とします。はノーパンなので、これで、ぴんと立ったおちんちんの見える、ランニング一枚以外なにも着ていない姿です。
 お父さんも、ベルトをカチャカチャと外すと、音を立ててチャックを下ろし、ズボンと、ブリーフも足元に下げてしまいます。毛がもじゃもじゃの、下半身はだかを見せます。そして、またいやらしいキスを続けながら、を、お父さんのひざの上へと案内します。
 ふたりは向かい合わせになって、おたがいに、おちんちんをしごき合いました。くちびるを吸い合い、ちんちんをしぼりあって、かぶと合わせにして、なまめかしくしごいていると、上と下の両方から、くちゅっくちゅっといやらしい音がするので、自然に声が出ます。ふたりともそれでさらに興奮し、頭が変になってしまいそうです。
「あぁ、……!」
 お父さん……いえ、今は、のお父さんが、のほっぺたにほおずりをしてつぶやきました。お父さんはのことを、とても愛しいと思いました。の張りのある身体は、まるでなめらかな赤銅のようです。
、かわいいなぁ……」
「おとうさぁ〜ん……」も、あまえて言います。お父さんが出した舌を、ちろちろ、となめ取り、いたずらっぽく笑います。
「ああ、の、可愛いおしり……」
 そう言ってお父さんは、のおしりをなでさすり、しつこくもみしだきます。
「そしての、やわらかな太もも……」
 そのまま、その手をの太ももに回して、内側から、なでさすってゆきます。それからその指先を、のたまたまの下、熱のこもったえいん部へと、するすると持ってゆき、おちんちんをていねいにしごきながら、さわり、なでます。
の、なだらかなお腹……」
 お父さんは、指先だけでのお腹のりんかくをなぞっていきます。のお腹は、ひ、ひとはねます。
「それから……の、愛らしいほっぺ……」
「ふああっ、はあああん……」
 お父さんが、のぷっくりした赤いほっぺを、手のひらで包みこむようにさわってなでさすると、は気持ちよくって、小さく声を出しました。お父さんは、顔をの顔の真ん前に、鼻と鼻がくっついてしまうくらいに近づけ、またちゅっとキスをします。くちゅっ、くちゅっ、ぴちゃっ、ぴちゃっ、といやらしい音を立てながらのキスです。下半身の手は、ぼっきしたおちんちんをこすりつけ合って、しごき合います。
「あぁっ……! 可愛いよお、……!」
「おとーさん、おとーさぁん! だいすき……!」
「うん、お父さんもねっ、のこと、愛してるよ、! !」
「あっ、お父さん……あ……あっー!!!」
 やがて、お父さんのおちんちんが、び、びとはずんで、その先から白い液体が、どぷっとあふれました。それは二人のおちんちんを包んで流れ落ち、その温かい液体をじゅんかつ油にして、二人はさらにおちんちんをしごきながら、だきしめ合いました。
 お父さんが勢い良く出した精液は、ふたりの服を派手によごしました。ですから、二人は観覧車を出るまでのあいだに後片付けを済ませて、ゴンドラが一周すると、そそくさとその場を後にしなければなりませんでした……。

<BACK> <MENU> <NEXT>