あれから数日たって、はまたあのおじさんに出会いました。
 それは、が学童から帰ってきて、団地の1階の自分の家のポストから、新聞や郵便を取っていたときでした。急にうしろからぽんぽんとかたをたたかれて、はびっくりしてそちらをふりむくと、そこには、前のおじさんが、にこにこしながら立っていたのでした。
「わっ」
 は思わず声を出してしまいました。そしてびっくりしたと同時に、頭の中にあの洋服屋さんの試着室でおちんちんをいじられたときのことを思い出して、は、また自分のおちんちんがむずむずするのを感じたのでした。
「やぁ」とおじさんは言いました。
「……」
、えらいねえ。ちゃんとポストから郵便とって」
 は、なんと言っていいのか分からず、なんだか困ってしまって、思わず泣きそうな顔になってしまいました。
「いやいや、別に、おじさんはのことを責めてるわけじゃないんだ。ただえらいなぁと思ってほめただけだよ。えらいねぇ、。それに、おちんちんも、大っきいしねえ」
 それを聞いて、はぶんぶんとはずかしがりながら首をふります。
「えぇ? おじさんは大きいと思うなぁ、のおちんちん。ねぇ、ちょっと、さわらせてよ」
「ぃやぁだぁー……」
「じゃあ30秒だけ。30秒だけでいいよ」
 はまたいやいやをします。
「じゃあ、10秒。10秒たったらやめるよ。それでいいでしょ?」
「……」
 はどうしようか困ってしまって、だまりこみました。何を言わないのを見ると、おじさんはそれをOKのしるしだと思ったのか、の半ズボンのこかんに手をのばし、おちんちんを上から探るようにごそごそとさわってきました。
「やぁ……!」
 は小さくかわいい声を出しました。やめさせようと必死にこしをにがそうとするのですが、いつの間にかは、かべぎわに追いつめられていて、にげることが出来ません。その間に、おじさんはのこかんの中でおちんちんの場所を見つけだし、その大体の輪かくをつかむと、それを手のひら全体で包みこみ、もみもみともみはじめました。
「やぁん……」
 はこしをくねくねとさせました。おじさんはのおちんちんをもみながらも、口でゆっくりと「いーち、にぃーい」と、数えています。
「んうっ、やぁん、だぁめぇ……」
「さぁ〜〜ん」
「やぁあん、んぅん、あぁあん……」
「しぃ〜〜〜い、……」
 そこまで数えたところで、おじさんは、その手をぴたりと止めました。は、えっ、とでも言いたげな表情で、やや物足りなそうにおじさんの方を見ました。
「ここから先は、おじさんの家でやろう。人が来るといけないからね」
 は、その言葉に、うん、とうなずくしかありません。
「じゃあ、ついておいで」


 おじさんの家は、ちょうどの家の真下の階にありました。おじさんはドアのかぎを開け、中へを案内しました。
「さ、入って」
 は言われるがまま、くつをぬいで、家の中に入っていきます。中の電気は付いておらず、少し暗めでした。おじさんはドアのかぎをかちゃりと閉めて、それからをろうかの向こうのリビングに案内します。入ると、まずダイニングテーブルがあり、そのおくには、カーペットの上にずっと置かれているこたつと、かべぎわに置かれた大きなテレビ、それからその横には、たくさんのビデオテープが積み重なっています。そのおくのベランダに続く窓のカーテンは閉じられていました。また、部屋はふすまを通してたたみの部屋とつながっており、そこにしかれている布団が少しだけ見えました。おじさんに案内されて、ふたりはその布団の上にやってきました。
「さて、これでやっとふたりっきりになれたねえ」
 おじさんはそう言って、その場でしゃがみこむと、と正面から向き合いました。それから、の顔を見てにっこりとほほえみます。
「……じゃあ、おちんちん、さわってほしい?」
 は、ほっぺたを赤らめて、顔をふせながらだまっていました。
「半ズボン、下ろそっか?」
 おじさんがふと言いました。は、
「え……」
 と、少しちゅうちょしましたが、それでも、あの試着室でいちどブリーフ姿を見せてしまったこともあり、さっき1階のポストの前でおちんちんをもみもみされたことで、なんだか興奮していて、あたまの中も半分ぼんやりとしていたので、はずかしさも、何だかどうでもよくなってしまい、あっさりと「うん」とうなずいてしまったのでした。
「じゃあ、ぬいで」
 は自分の半ズボンに手をかけ、ひざの上のところまでずり下ろしました。の真っ白なブリーフがあらわになります。すそからのびたすべすべのひざを、はまたはずかしそうにもじもじとさせました。ブリーフの下のちんちんは、すっかり大きくなっています。
「はは、もうすっかりびんびんだねぇ」
「……」
はいやらしい子だなぁ」
「ちがぁうもん……」
「何がちがうの? こんなふうにおちんちん大きくさせちゃってさ」
「だってぇ……」
「あと6秒、のこってたよね、おさわり。いいよね?」
「……」
 はすっかり赤くなって、うつむいてしまいました。おじさんはまたにっこりほほ笑むと、手をのばして、のおちんちんをブリーフの上から親指と人差し指でつまみ、それをゆっくりと上下に動かしていきます。
「んはあ……」
「こうすると、えっちな気持ちになるでしょ?」と、おじさんが聞きました。
「うん……」
 はうなずいてしまいます。おじさんは、手をブリーフの上からしごき続けます。
「ごぉ〜〜お」
「あん……」
「ろぉ〜〜〜く」
「んんっ……んぅん……」
 おじさんは数えながら、上下させる手の速さをどんどんはやめていきます。
「なぁ〜〜〜〜な」
「んーっ、んあっ、んぅん……!」
 の息があらくなっていきます。ひざをもじもじさせる動きも激しくなり、足ぜんたいがふるえはじめました。
「あ、ほら。おじさんのひざの中に来てごらん」
 おじさんは、立っているのがやっとのを見て、布団の上にこの前のようにまたあぐらを組んで座り、その上にの体を案内しました。おじさんのズボンのこかんの部分も、大きくふくらんでいるのが目に入ります。はうつろな目をさせながら、おじさんのあぐらの上にこしかけました。
「ぜんぶぬいじゃおうね」
 おじさんは言って、の白いブリーフにすっと手をかけました。はぼうっとした頭でそれを聞きながら、おじさんがブリーフをぬがしやすいように、ふわっとこしをうかしました。のブリーフはあっという間にするりと半ズボンのところまでぬがされ、それからさらにおじさんは、そのパンツと半ズボンをの足首からぽいとぬがしてしまいました。はふたたび、おじさんの手によって、下半身はだかんぼの状態にされてしまったのです。やわらかそうなおしり、すべすべしたおなか、そして毛など一本も生えていない大きなおちんちんが、いまにもはちきれそうにぴんと上を向いてゆれています。
「ああ、かわいいねぇ」
「……んぅん……」
 おじさんに耳元でささやかれて、ははずかしそうに首をすくめました。耳もほっぺも、もうすっかり真っ赤になっています。
 おじさんは、またもやのこかんに手をのばしました。ですが、今度はのたまたまだけを、やわらかい手の中に包みこみ、やさしくもんでいきます。おちんちんの方には、手もさわれません。
「……ぅぁん……」
「どうしたの?」
「……」
「口に出して言ってごらん」
「……お、おちんちん……」
 おちんちん、と口に出して言うだけで、は顔から火が出そうになりました。
「おちんちん、が、どうしたの?」
「……」
「どうしたの。口で言わなきゃ分かんないでしょ。おちんちんを、どうしてほしいの?」
「……さわって……」
「ん? なあに?」
「おちんちん、さわってほしいの……」
「そうか。よく言えたね」
 おじさんはもう一方の手をのばし、すっかり立ってしまったのおちんちんをやわらかくにぎると、やさしくゆっくりと、上下にうごかしはじめました。洋服屋さん試着室でしてくれたのと同じ、おちんちんをしごくやり方です。はこれがすごく気持ちいいのでした。
「あーっ、あぁー、あぁあーっ」
 おちんちんの包皮がこすれて、はあまりの気持ちよさに、声を出さずに入られませんでした。ひざもさっきよりもはげしく、がくがくとゆれています。洋服屋さんのときと同じ、おしっこが出るような感覚に、は口を開けて、目をとろんとさせながら身もだえます。
「あぁっ、あぁ、あぁぁ、あぁあぁーっ」
「おしっこ、出してもいいからね」
「あぁー、あぁあー! あぁああーっ!」
 び、び、び! と、のからだとおちんちんがはねました。つま先はぴんと立ち、首をきゅんとうずめて、イく快感をは味わいました。おちんちんからはおしっこも何も出てきませんでした。ただ、ちっちゃくてきれいなピンク色をしたきとうが、ぱくぱくと口をひらいただけでした。

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