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それからというもの、は自分のおちんちんをさわったり、もみもみともんだり……、また、だれもいないところでおちんちんを外に出してながめてみたり、皮をぺろんとむいて遊んだり、それを大きくさせたりするのが大好きになりました。
当然、こんなはずかしいことは、他の人には言えません(もちろんお母さんにもです)。
それは何だかいやらしくて、いけないことだとはなんとなく分かっていたのです。これは(と、)だけのひみつになったのです。
あれからも、とは「ともだちんこ」をよくしていました。昼間には会いませんでしたが、夕方になると、はいつも家に出かけ、しょっちゅう「ともだちんこ」をしていたのです。
の両親は共働きだったので、土日以外はいつもの家には1人しかいませんでした。なので、のお母さんの帰ってくる夕方6時半までは、ずっと「ともだちんこ」をしていることができたのでした。
2人は、ただおたがいのおちんちんをくっつけたりするだけでなく、ほかにもさまざまな工夫をしました。
ある時は、まず、おたがい半ズボンだけを下ろして、ブリーフ姿になり、そのおちんちんを出す用の穴から、興奮して大きくなってしまったおちんちんを出して、それをそのまま手のひらで包むように、もみもみしあったり、おたがいのおちんちんの先っぽを、皮をむいて(あるいはそのままで)くっつけて遊んだりしました。
おしりのほうもそのままでなく、ブリーフのすそを、Tバックやふんどしのようにまくって、ぷりぷりのおしりを出してみせ、それを手のひら全体で、なでさすりあったり、もんだりして(これがあんがい気持ちいいということに気付いたのです)、遊んだり、また、穴から出したおちんちんや、ブリーフをまくって出したおしりなどをそのままにしたまま、生で半ズボンをはき、その上からおちんちんやおしりをさわって遊んだりしました。そのまま家に帰ったり、外に出たり、保育園に行ったりもしました。
はそのたびに、他の人に知られたらどうしよう、こんなことをしているのを見つかったらどうしよう、という背徳感にぞくぞくとして、そのたびにまたおちんちんをぴんと立たせてしまうのでした。
しかし、そのうちに、が小学校のお友だちを何人も家につれてくるようになると、とあまり「ともだちんこ」はしないようになりました。ともだちんこは、との、2人だけのひみつだったからです。はしかたないなと思い、だんだんと1人で遊ぶようになりました。と同じクラスの、おとこのこのお友だちは、この団地には、まだしかいなかったからです(女の子はたくさんいたのですが)。
やがて、が保育園を卒園して、小学校1年生になってからは、たまに、のお母さんの帰りがおそくなった時などに、家にお世話になることもありましたが、それ以外にはあまり会うこともありませんでした。
はたいてい学童にいて、5時になると家にかえり、そのあとテレビでも見ながら、お母さんの帰りを待ちました。
そんな時、は、また新しい遊びを見つけました。
は、その日は家族ぜんいんで、よくみんなで洋服を買いにいく、デパートの服屋さんにやってきていました。その服屋さんには、いくつか「試着室」があるのです。それは1人が楽々はいれるくらいのスペースがあり、入ってきたいりぐちのカーテンをしめれば、そこはだれにも見られない、かんぜんな密室になるのです。
しかも入った目の前には、おとな等身大くらいの大きな鏡があります。
がおもしろそうだと思って、最初にその試着室というものの中に入ったとき、その鏡はの心をそうとう引き付けました。なにしろ、自分の全身が映っているのです。はいそいで後ろのカーテンをしめると、あらためてその鏡の中の自分をぼうっと見つめました。
が右手を上げると、鏡の中の子もと左右たいしょうにまったくおなじ動きをします。おもしろくなり、はしばらくポーズをとったりして遊んでいました。そして、ふと思いついて、は自分のはいていた半ズボンに手をかけて、ずりおろしました。
鏡の中の子もおなじように、半ズボンをおろします。
2人は、上はポロシャツに、下は白いブリーフとくつ下だけ、足元には、今おろした半ズボンだけをはいているかっこうになりました。
は次に、白いブリーフの中から、ぽろんとおちんちんを出しました。鏡の中のおとこのこも同じように、じぶんの白いブリーフの中から、ぽろんと同じようなおちんちんを出して見せます。
は、だんだんえっちな気分になってきました。
いったん、はおちんちんをブリーフの中にしまい、今度はそのブリーフの上からさわさわと手のひらで転がすようにおちんちんをなでます。鏡の中のおとこのこも同様に、白いブリーフのおちんちんのある場所の上に手をのばし、おなじようにいやらしい手つきで、もみもみともんでいます。
のおちんちんと、鏡の中の子のおちんちんは、だんだんむくむくと大きくなっていきます。
は、しばらくおちんちんをブリーフの上でもみもみしておおきくしたあと、ブリーフを下までずり下ろして、下半身をあらわにしました。ブリーフを下ろしたしゅんかん、おおきく立ったおちんちんがぶるんとゆれました。見ると、鏡の中の子もやっぱり、とおなじように下半身だけはだかんぼになりました。ふたりのおちんちんは、同じようにそれぞれ大きくぴんと立っています。
は鏡に近づき、そのおちんちんを、鏡にむかってつきだして、近づけていきました。2人の立ったおちんちんが近づきあい、やがて、ぴとっ、とくっつきました。
鏡の表面はひんやりと冷たく、は「ひゃんっ!?」とあまりの冷たさに、身もだえしてのけぞりました。
一度はなれてしまったものの、しばらくしてまたは、おちんちんを鏡の中の子のおちんちんに、ぴとっ、とくっつけました。
じわじわじわ、とひんやりとした冷たさが、の大きくなったおちんちんに伝わっていきます。
「あぁん……」
は思わず、ちいさく声をもらしてしまいました。それほどまでに興奮してしまっていたのです。
は体を近づけていき、そして、その子供らしい丸々としたお腹を突き出して、鏡の中のおとこのこにすり付けました。
そして、口を小さくぽかんとあけて、いやらしい顔をしている男の子のかおを見つめました。開いている口の中に、だ液でぬらぬらとしている舌が見えました。
はそれに反応して、ちょろっと舌を、口からのばしました。
そして鏡に近づいていき、鏡の中の男の子と、ちょん、と舌をくっつけあいました。
「ん、ん……」
ぺろぺろとはそのままなめつづけます。おちんちんもそれといっしょに、鏡にこすりつけるように動かしていきます。はついに、体で前のめりに鏡によりかかるようにしてへばりつきながら、むさぼるようにして鏡の中の舌をなめ、おちんちんをすりつけ続けました。