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 それからというもの、角くんとたかひさくんは、こいびと同士のようなかんけいになりました。
 朝、学校にとうこうするときも、ふたりはつうがくろで待ちあわせて、いっしょに小学校に通います。たいていは、いつもたかひさくんが先に、まちあわせの場所で待っています。
 今日のたかひさくんは、グレーの半そでのYシャツに、ジーンズ生地の短パン、という組み合わせです。シャツのボタンを首まで留めて、たかひさくんは、えりのあたりをちらちらと気にしていました。今日は、久しぶりにすずしい日和で、たかひさくんも気分がよさそうです。
 しばらくして、すこしおくれて角くんがやってきます。白いTシャツと、ベージュのハーフパンツをはいています。角くんはたかひさくんの後ろから気づかれないように走って来て、「よっ、たかひさ!」と、たかひさくんのおしりをポンと軽くさわりました。
 とっさの可愛いいたずらに、たかひさくんは声を上げておどろき、それから角くんのほうをふり返りながら、「んもぉ〜……」とふきげんそうに、ランドセルの下にあるじぶんのおしりを大事にさすりました。
「よしっ、いこーぜ。」
 と、角くんが言います。たかひさくんもうなずきます。それから、並んで通学路を歩きはじめます。ほかの子たちも、何人かでかたまったり一人だったりしながら、ランドセルをしょって、角くんやたかひさくんのわきを通りすぎていきます。
 角くんは、たかひさくんと並んで歩きながら、たかひさくんの方をちらりと見ました。むちむちのお手てが目に入ります。角くんはそれを見て、あぁ、たかひさと手をつないでみたいなあ、その手にさわりたいなぁ、と思いました。でも、とつぜんそうやって、イヤがられてしまうのはいやだったので、ためしに聞いてみることにしました。
「ねえ、あのさ」
「うん?」
「手、つないでもいい?」
「ええっ?」とたかひさくんは聞き返しました。
「手つないじゃだめ? つなぎたくない?」
「えぇ〜っ、はずかしいよ〜……」
「ね、ちょっとだけ。ちょっとだけだよ」
 角くんは、小林くんにいつも言われている、ずるい言葉をつかってそう言いました。たかひさくんははずかしそうだったのですが、
「うん、いいよ」
 と、やがてうなずくと、おそるおそる指をからめ、手を、つないでくれました。
 手をつなぐと、そのぬくもりが、あたたかく感じました。ふたりとも、なんだかうれしく、それでいてドキドキして、なんだか、えっちな気分にもなってくるような、そんなみょうな心地がしました。角くんがたかひさくんの方をみると、たかひさくんも、にこにこと口角を上げながら、顔を赤くさせて、えへへと笑っていました。角くんは、自分もそんな顔をしていることに気がついたので、にこにこと笑い返します。
 ふたりは、手をつないで歩きながら、いつまでもずっとそのままでいたいなぁと思いました。


 がっこうにつくと、ふたりはなんだかえっちな気分がおさまらなかったので、いっしょにトイレへ行きました。個室にふたりで入ると、かぎを閉めて、それから、せまい部屋の中でむかいあいました。
 角くんは、てもちぶさたになって、思わず、目の前にあるそのたかひさくんの大きなおなかに手をのばしました。それから半そでのシャツごしに、気の向くままにさすりはじめます。たかひさくんも、角くんのTシャツの上から、かたやわき腹をさわっていきます。
「……そういえば、おしり、どう?」
 と、角くんが息をあらくしながら、おずおずと聞きました。
 そう、たかひさくんは、この間おじさんの家へ遊びに行ったときに、角くんとせっくすをしたあとで、おじさんに呼ばれ、おしりの穴のかいはつをうけたのでした。
 おしりの穴は、無理にやると切れやすいので、少しずつゆっくり広げていかなきゃいけないよ、とおじさんは言いました。たかひさくんは、はだかんぼのまま、おじさんの目の前で足を広げさせられて、はずかしいおしりの穴を見せたのでした。おじさんのとなりでは、角くんもいっしょにいて、たかひさくんのおしりの穴を見つめていました。
 たかひさくんは、ぬれタオルでおしりの穴をきれいにふかれたあと、おじさんに舌でぺろぺろと穴の表面をなめられました。表面のひだひだはとてもきもちがよくて、たかひさくんは、息もたえだえに、小さなあえぎ声をもらしていました。それから、しばらくしてローションがぬられ、角くんが代わって、たかひさくんのおしりの穴にゆびを入れたのでした。角くんの指はするりと中に入って、おじさんの言われるとおりに、出たり入ったり、くるくると円をえがくように表面をなぞったりします。今まで感じたことのない違和感に、たかひさくんはしばらく苦しそうでしたが、10分くらいしんぼうづよく続けていくと、たかひさくんはくちをぽかんとあけながら、きもちよさそうにあえいで、自分からこしをうごかすくらいにまでなったのでした。


「あれから、どう?平気?」
 と角くんが、たかひさくんとだきあいながら、聞きました。
「うん、なんか、へんな感じ……。むずむずする……」
 たかひさくんは答えます。それから角くんとちゅっ、ちゅっ、とあまいキスをします。しばらくして口を放して言います。
「じぶんでも、ちょっとさわってみたんだけど……」
「エネマグラは? 入れてる?」
「うん、ひとりの時とかに、ないしょで……」
「今も?」
 角くんの言葉に、たかひさくんははずかしそうに、こくりとうなずきます。
 たかひさくんは、もじもじしながらズボンのチャックを下ろすと、止め金を外し、その場でするりと下ろします。たかひさくんの、おろしたての白いブリーフがあらわになります。それからそのブリーフも、ひざまでするりと下ろしてしまうと、たかひさくんの立ったおちんちんが、ぷるんとゆれました。
 それから、たかひさくんは後ろをむいてかべに手をつき、おしりをつきだします。すると、たかひさくんのぷりぷりした大きなおしりの、アナルのところに何かが入っています。なんとたかひさくんは、エネマグラを入れっぱなしにしたまま、学校に来ていたのでした。
「たかひさ……もしかして、これで、授業受けるつもりだったの?」
 角くんが、ドキドキしながら聞きました。
 たかひさくんは、こちらをふりむいたままうなずきます。
 今日、朝たかひさくんのおしりをさわったとき、たかひさくんがみょうにびっくりしたのは、このせいだったのかと、角くんはひとりで思い至って、角くんは、たかひさくんのだいたんさにびっくりしました。
 角くんは、たかひさくんのぷりぷりしたおしりに、そっと手をはわせます。それからおしりの穴の、エネマグラに手をかけ、それを、そっと少しずつ動かしていきます。たかひさくんは、びくんと体をふるわせ、それから呼吸をあらくして、それにたえています。
 角くんは、エネマグラをゆっくり、ゆっくり引きぬいていき、最後にすぽん、と完全におしりの穴から取り出してしまいました。たかひさくんはかたを落とし、自分を落ち着けるように深く息を付いています。角くんは、さっきランドセルの中から、ピンクローターとローションを持ってきていたので、まずは、ポケットの中にしのばせていた、ローションのボトルを取り出すします。ふたを開けて、中身を手にたっぷりと出すと、それをたかひさくんのおしりの穴の、その表面にぬりたくります。
「あっ……」
 ひんやりとした感覚に、たかひさくんは声を上げてしまいます。
 角くんは、ゆびをたかひさくんのおしりの穴にすべりこませ、ゆっくりと、少しずつ出し入れをしはじめます。たかひさくんは、「はぁーっ、あぁーっ」と声を出しながら、大きなこしを前後にゆっくりうごかして、それにこたえます。
 角くんはしばらくして指をぬくと、今度は持っていたローターのほうを、穴のなかにするりと入れ、ゆびでおくまでおしこんでいきます。もうこれ以上すすまないあたりまで入れてしまうと、角くんはまたゆっくりと、指をぬいていき、あなの入口で、もういちどだけ指の出し入れをして、いじりながら、すぽんとゆびをぬきました。さきほどから、たかひさくんは、おしりのあなで熱いものを感じまくりで、めをつぶりながら声を出しています。
 たかひさくんはかべから手をはなすと、もういちど角くんとむかいあいました。そのちいさなおちんちんはぴんとたっています。すみくんもがまんしきれなくなり、じぶんもそのベージュのハーフパンツを、ブリーフごと勢いよくずりおろしました。なかからぶるるんと、角くんの大きなおちんちんがかおをだしました。ふたりは、おちんちんでちゃんばらをするように、こしをすりつけあい、やさしくだきあいながら、おたがいのからだをなで回していきます。また、舌をからめるキスをしたり、こしからふとももにかけてを、手のひらでやさしくなでたりします。
 そうしてから、角くんは、ためしにバイブのスイッチを、オンにしてみました。
「んあっ。……あ、ああああああああ――あああああああ!!!」
 そのとたんに、たかひさくんは内またになってこしをひかせました。
「やあああー、とめてえええ、あああああ――」
 たかひさくんはとても大きな声をだします。トイレのそとにまで聞こえてしまいそうなくらいです。角くんはびっくりしましたが、スイッチはとめずにすこし弱めて、それからどうじに、たかひさくんのピンとたったおちんちんを、やわやわ、もみもみとにぎって、しげきしはじめます。
「あぁ、あああ、あああああー……!」
 たかひさくんは、はぁはぁとかわいく息をしながら、こしをふるえさせて、角くんをよりいっそうだきしめました。角くんは、たかひさくんの口をふさぐようにくちびるをうばい、舌をからませて、のうこうなディープキスをします。すると、たかひさくんはもののすうびょうで、びくんびくんとおちんちんをはずませて、たくさんの精液を、おちんちんからとろとろと流し、イってしまったのでした。その大量の精液は、おちんちんをつたって、たまたまから、またの下に流れて、太ももをつたってどろどろと落ちていき、パンツの中にたまりました。なので、その日たかひさくんは、精液でよごれたブリーフをはいたまま、学校で一日をすごさなければなりませんでした。

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