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 おふろでは、すでに数人の男の子がおふろに入ったり、からだを流したりしていました。角くんは、小さないすと洗面器をもっておくのほうの鏡のまえに行くと、小いすにすわってからだを洗い始めました。小林くんも、そのとなりにやってくると座りました。
「なんだよ、来んなよ!」
「いいーじゃあん」
 小林くんはねだるように笑います。角くんは簡単にからだを流してしまうと、今度は浴そうの方に行きました。小林くんも、からだをシャワーで適当に流すと、角くんのあとを追います。角くんは湯ぶねのすみっこの方で、タオルをそばに置いたままでおふろにつかっていました。
「ついて来んなっつってんだろ」
「いーじゃん、いいーじゃんかー」
 そうやって小林くんは、湯ぶねにざぶんと入ると、お湯につかって座り、角くんに自分の体をすり寄せます。角くんはすぐにちょっとだけはなれました。角くんは周りの目を気にするタイプなのです。
 他のみんなも、体を洗い終わって、ぞくぞくとおふろの中に入ってきました。
「角ってチン毛はえてんの?」と、友だちの一人がからかうように言いました。さっきから角くんが、こかんをさりげなく手でかくしていたからです。
「は、生えてねーよ」
「本当かー?」別の友だちが言います。
「ホントだよ!」
「えー、そうだっけー」と小林くんが言いました。
「おまえ知ってんだろ!」と角くんが言い返します。それから、しまったと思いました。
「えー? なんで角のチン毛のこと小林が知ってんの?」
 さらに別の友だちがそう聞きます。
「いや、それは……」
「角、いっつもオレとえっちなこといっぱいしてるもんねー」
 小林くんがにやにや笑いながら、みんなに言いました。
「し、してねーよ!」
「あっ、オレ、またちんちんたってきちゃった」
 そう言って、小林くんはざばぁとその場で立ち上がりました。言ったとおり、小林くんのおちんちんは見事にそそり立っています。他のみんなは面白そうにそれをながめました。角くんは目をそらしていましたが、内心は、自分のちんちんがビンビンにたってしまわないか必死でした。
「あーっ、角、角……いいよ……」
 小林くんが目をつぶりながら、うわ言のようにつぶやいてちんちんをしごいていました。友だちの一人が、「それ何してんの?」と言いました。小林くんは、
「これ? オナニーだよ。こうすると気持ちいんだ」
 と言って、その子の方を向いてから再びしごきはじめます。えー、とその子は言いながらも、おそるおそる自分でもちんちんをしごきはじめます。その子のちんちんも、いつの間にかたっていました。小林くんは、湯ぶねから出た方がいいよ、その方がやりやすいから、と言います。その子は立ち上がると、そばのふちにこしかけ、ぴんとたった初々しいおちんちんを興味しんしんにしごきはじめました。
「あー角、いいよ、角……」と言いながら、小林くんは立派になったちんちんをしごき続けています。角くんは、自分の名前が呼ばれていることに困っていましたが、小林くんの様子を横目で見ているうちに、どんどんえっちな気分になっていくのが、自分でもわかりました。
 小林くんが、やがて、角くんの方を向きました。小林くんは角くんの前にざぶざぶと歩いて行って、おふろの中で座っている角くんの前に、自分のちんちんを出しました。そのまま小林くんの手が角くんの頭にそえられます。
「なめて……」
 小林くんは、そう言いました。角くんはイヤそうにして、まわりのみんなのことを見ました。みんな興味しんしんの様子で、顔をほてらせながら二人のことを見つめています。角くんは、やっぱり無理だと思いました。
「や、やだよ。ダメだって……!」
 角くんが顔をそむけると、小林くんは、しかたなくその場でざぶんとしゃがみこみ、角くんのひざの上に座りました。そして角くんと顔を向かい合わせると、その頭を両手でつかまえて、半ばむりやりにキスをしました。角くんの口の中に小林くんの舌が入りこんできます。
「んあっ、ん、んむっ、!」
「んう、うん、んんっ、ぁん……」
 角くんは最初はイヤがっていましたが、やがてディープキスが進むにつれて、ていこうしなくなり、小林くんをおしもどそうとしていた手も、ぴくんとふるえては、気持ちよくなるたびにきゅっとにぎりしめて、体もいやらしく小林くんにからませるようになっていきました。他の子たちは、みんなしんけんになって二人の様子を見ています。
 やがて、小林くんが口をはなして、「角、立って」と角くんに言って、自分も立ちあがりました。角くんも、しゃぶるのをやめてこしを上げると、角くんのこかんには、すでにちんちんが出来あがったみたいにおっ立っていました。二人は向かいあい、おちんちんをこすりつけあいながら、再びディープキスをしました。長いあいだ体をよじらせ合って、キスをしたあと、ようやく口をはなした二人は、そのままぐったりとおたがいに体をもたれさせ合いながら、ちんちんを束ねて、おたがいの手を重ねるといっぺんにこすりはじめます。二人は自然と声をもらし、両方ともあらい息をしています。
 おふろのふちで自分のちんちんをしごいていたお友だちのとなりに、興奮した別のお友だちが座り、その子も、二人の様子を見ながらちんちんをしごきはじめました。周りの子たちも同様のようです。後ろで引き戸の開く音がして、また数人の男の子たちが入ってきましたが、みんなの変になっている様子を見て、固まりました。おふろにいたみんなは、その子たちのことに気がつきましたが、オナニーをやめてしまう子はせいぜい1,2人で、他はみんな構わず、小林くんと角くんの様子を見ながら、おちんちんをしごくのを再開しました。
「角」
 小林くんが、ふいに体をはなしました。そしてうしろを向くと、自分のおしりの穴を開いて、角くんに見せつけます。
「さわってぇ……」
 角くんは、ボーッとした頭のまま、小林くんの背後に近づいていきました。それから小林くんのおしりの穴の表面に、そっと指をはわせます。おちんちんからどぱどぱ出る、えっちな液をじゅんかつ油にして、小林くんの穴をゆるくしていきます。小林くんは手をひざについて中こしになりながら、穴に指が出し入れされるたびに、「ふぁあーん、はぁあーん……!」と、体をくねらせてあえぎます。
 角くんは、小林くんのおしりの穴の前に、自分のおちんちんをあてがうと、何回かスマタのように表面にこすりつけたあとで、少しずつ力を入れてあなの中に入れてゆきます。おしりの穴はゆるゆるで、角くんのおちんちんは、簡単にずるんと入っていきました。
「あぁっ……!」角くんは声を上げます。
「もっと、もっとおくまで入れて」
 小林くんがそうせがむので、角くんはパン、パンと、こしをピストン運動のように動かしました。小林くんは、おしりからくる快感にうちふるえながら、だらしなく口を開けて、目をつぶったままで声を出してよがります。
「あぁーっ、あぁー、いいーっ!♡♪」
「んっ、んっ、んっ、んっ」角くんは黙ってこしの動きを繰り返します。
「あぁーん、もっとー! もっと強くやってぇ〜!♪」
「はっ、はっ、はっ、はっ」
 角くんは小林くんの背中にだきつきながら、こしを動かし続けます。
 一方、おふろのふちに座ってずっとちんちんをしごいていた男の子2人は、手の動きがだんだん速くなっていきました。あとからやってきた子が、先にしごいていた子のこかんに、もう片方の手をのばし、てのひらの腹の部分でその子のおちんちんの先っぽをなでて、しげきし始めました。そうされた方の子も、同じく相手のおちんちんに手をのばして、いっしょにしごきはじめます。ちがう場所でちんちんをしごいていたはずの別の子は、いつの間にかそばにいる子と向かい合って、口をぽかんとさせて顔を真っ赤にさせながら、激しくそうごオナニーをしています。さらに別の子たちは、一方がもう一方のおちんちんをしゃぶり続けており、しゃぶられている子はハァハァと息をあらげています。後から来た子たちも、こちらの方をちらちらとのぞき見ながら、おちんちんを大きくさせています。
「ああぁ〜っ!」と小林くんが鳴きます。よがっている最中です。
 小林くんは、やがておしりから角くんのおちんちんをぬき取りました。それから、角くんに向かいあうと、
「今度は、角のばんだよ」
 と言って、キスをして口の中で舌をからませました。向かい合いながら、角くんは小林くんのうでにつかまり、小林くんは角くんのこしをだいています。しばらくして、小林くんは口をはなして、うっとりした目でみんなの方をふり返りました。
「ね。今度はみんなでやろ。その方が気持ちいいよ」


「……ああああぁ―――っ!!! びゃああぁぁぁ―――っ!!」
 おふろ場に、角くんのさけび声がこだまします。
 角くんは、浴場のゆかに立たされて、あらゆる方向からの責められながら、他のみんなに周りから支えられて立っています。後ろからは小林くんにおしりをズンズンとつかれ、前からはお友だちにおちんちんをしゃぶられています。そのしゃぶっている子の後ろにもさらに男の子がつながっていて、その子もおしりをつかれながらよがっているのですが、さらに角くんには、両側のおっぱいにそれぞれ一人ずつ、さらに横の耳にはまたもそれぞれ一人ずつ、男の子がいてむしゃぶりついており、耳の中は舌を入れられてかき回されています。その子たちが角くんの身体をとり囲んで、後ろからは小林くんがこしを支えているおかげで、角くんはなんとか立っている状態です。角くんの両手には、いま耳にむしゃぶりついている男の子ふたりのこかんから生えているちんちんがにぎられており、その大きいのをしぼるようにもんでいます。さらに、角くんのおっぱいをしゃぶっている男の子ふたりのおしりには、また別の男の子たち二人の指が中に入っていじめていて、その子たちはそれぞれ目の前の子のおしりに指をつっこみながら、角くんの体によりそって、3人でキスをしています。中で舌たちが、まるで生き物のようにからみあい、動き、とろけ合っています。
「うあ゛―――っっ!! うぁ、うあ゛――――っっ!!! あ―――っっ!! あ゛―――――っっ!!!」
 角くんの、舌も、手も、こしも、ちんちんも、体も、激しくけいれんし、フェラしている男の子の口の中に、もうほとんど出なくなった精液を放出すると、何度も足をガクガクさせ、くずれ落ちそうになりながら、イきました。しかし、角くんがイっただけでは、この体勢はまだ終わりそうにないのです。角くんは、まわりの子たちの出す精液ですっかり白い液体まみれになり、最後の一人が勢いよく角くんの体に向かって射精するまで、何度もイくのをくり返しながら、やがて果てました。
「あああああああぁぁぁ――――っっっ!!! あぁっあぅあ、あぁっぁぁああああああああああ―――――っっっっ!!! ああぁ―――っ!!! あぁ、あぁうぁあぁあああ―――――――っっっ!!!」

 そうして、この林間学校は角くんにとって、とってもすばらしい一日になったのでした。

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