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「……あ゛あぁーっ、んあっ、ああっ、うあ゛ああはぁーっ、あはぁーっ」
 体育そうこの中に、小林くんとたかひさくんが足をふみいれると、部屋のおくから、男の子のかわいい泣き声がひびいて聞こえてきました。
 それは、他でもない、角くんの声でした。
 体操服を着た角くんは、マットの上で体のおっきな男の子の、こしの上にまたがっていました。そして、下半身は服をぬがされて、その子に服の上からおっぱいをいじられながら、おしりの穴をほられ、うめきつつもこしをうごかしていました。しかも角くんは、両手をうしろ手にしばられ、赤白ぼうしと、「5−2 角」というゼッケンの半そでトレーナーだけしか身につけておらず、下の白ブリーフと短パンは、すぐそばにぬぎ捨てられています。
 そして、体操着の上から、固そうななわで、きつきつに「きっこうしばり」をされていました。なわのしばり方はむちむちで、おちんちんの根元や、身体のぜい肉などに、しっかりと食いこんでいます。角くんが体をよじるたび、体操着の上からなわが食いこみ、角くんの肉付きのいい体をボンレスハムのようにしめつけます。角くんはどMなので、それで体の肉がゆれ、ひもがキュッキュッとしめつけるたびに、またおちんちんをビンビンに立たせます。そのおちんちんは、三人の体操着姿のおとこの子に囲まれ、しゃぶられたり、いじられたりしています。
 また、角くんの両わきには、白い短パンとパンツをひざまでずり下ろした同級生の男の子たちがふたり、立ったおちんちんを角くんのかおに近づけ、ぺちんぺちんとほっぺにすりよらせて、こうごにしゃぶらせています。角くんは頭を動かしながら、おいしそうにその2本のおちんちんをしゃぶっています。


 たかひさくんは、それを見て、大好きな角くんが、たくさんの男の子たちとみだらなセックスをして、たのしんでいるのをみて、ぎゅっと胸がしめつけられるような思いがしました。が、それと同時に、短パンの下で、ブリーフの穴から出したままの自分のおちんちんが、またむくむくと大きくなってくるのも、感じているのでした。
「たかひさ、立ってるー?」
 と言って、小林くんがたかひさくんのおちんちんに短パンの上から手をのばし、そっともみました。そうすると、たかひさくんはそのひょうしに、「んあっ」と声をだして、ぴくんと体をはずませます。
「あぁっ、あぁぁ……!」
 と、おちんちんをしゃぶられ、おしりの穴をつかれている角くんが、小林くんとたかひさくんの方をみて、うめくような声をあげます。どうやら角くんは、大好きなたかひさくんにだけは、こんなあられもないすがたを見せたくなかったようでした。それでも、しめつけられているひもの痛みと、おしりと、おちんちんが気持ちよすぎて、すぐにうっとりとした表情になり、声になりません。
 小林くんは、たかひさくんのこかんから手をはなして、その正面から向かいあいました。そしてたかひさくんの豊満な体のりんかくを、体操着の上から、両手のゆびさきでそっとくすぐるようになぞっていきます。
 たかひさくんは、「ん、あっ、だめ、だめっ……やめて……」と言いながら、小林くんのうでをつかみ、ほほと耳をまっかに火照らせて、体をひくつかせながら、ようやく立っています。
 小林くんは、やがて自分の手を、たかひさくんの短パンのゴムの部分へもっていって、両手でするりと、たかひさくんの下半身から短パンをひざまでずりおろしました。
「あっ……」とたかひさくんは、息をはきました。
 現れたのは、ぴちぴちの白いブリーフの穴から、ぼっきしたおちんちんを出した、たかひさくんのはずかしい下半身なのでした。ぬがせたひょうしに、立ったおちんちんがその先っぽからすき通ったしるをあふれさせて、ぶるんとゆれました。たかひさくんは思わず「あぁっ……!」と声をあげてしまいました。
「ねぇー、角、みて……?」
 と、みんなから犯されて続けている角くんに向かって、小林くんが呼びかけます。
「たかひさってね、短パンの下で、こーんなはずかしい姿してたんだよー……?」
「あ、あぁ、あぁぁあぁん……!」
 角くんは何か言おうとしたのですが、おっぱいをもまれ、おしりをほられながら、おちんちんをしゃぶられていると、角くんは身体の全部が快感のうずに飲みこまれたようになって、気持ちがよすぎて、うまくしゃべることもできません。
 小林くんは、角くんを横目に見ながら、そのまま角くんの目の前で、たかひさくんと、うっとりするようなキスをしました。たかひさくんは、角くんの前で小林くんとキスするのは気が引けたのですが、でも、小林くんのキスはすごくあまくて、やわらかく、上手くて、角くんとのキスの何倍も気持ちがよかったので、ついついそのままにまかせてしまいます。
「んっ、んむっ、あふ……」
 と、たかひさくんは小林くんとくちびるを重ねながら、舌を吸われ、声をもらします。あまりにも気持ちがよすぎて、ときどきビクンと体をはずませては、たかひさくんのほうからくちびるをはなしてしまうのですが、そのたびにちょんと舌先をくっつけあい、またあまいキスを始めます。キスを続けながら、小林くんの手で、たかひさくんのぼっきした大きなおちんちんを優しくしごかれていて、それに合わせて、なまめかしくこしもうごいてしまいます。
 小林くんは、たかひさくんのゼッケン付きトレーナーを、下からまくり上げ、大きなお腹とおっぱいを出させると、そこにちゅっ、ちゅっとキスをしていきます。そのたびに、たかひさくんは「はっ、あっ」と息をはずませ、小林くんの手の中にある、ブリーフの穴から出たおちんちんを、ぴくん、ぴくんとはずませます。
 しばらくして、小林くんはたかひさくんから身体をはなし、やがて自分の短パンのゴムにも手をかけ、すっとずり下ろしました。たかひさくんと同じく、小林くんも、ぼっきしたおちんちんを穴から出した、白ブリーフがあらわれます。小林くんは、自分で自分のおちんちんをしごきながら、その場でひざ立ちになり、たかひさくんのこかんの目のまえにお口をもっていくと、それをくわえこみました。
 小林くんは、ちゅぱ、ちゅぱっと音を立てて、ブリーフから出されたたかひさくんの大きなおちんちんを、ねちっこくしゃぶりはじめました。包皮をめくったピンクのきとうの、カリの部分や裏すじを、ベロの先でなぞっては、たかひさくんの太いこし回りを持ちながら、頭を前後にうごかしつつ、おちんちん全体をしゃぶったりします。
 たかひさくんは、「うはっ、はーっ、はぁあーっ!」と高い声をだして、がまんしきれずに、かたをいからせながら体をけいれんさせ、小林くんのあたまを両手でつかみます。するとそのひょうしに、たかひさくんは小林くんの口に、こい精子をたくさん出したのでした。小林くんがびっくりして口を放しても、がまんし続けていたたかひさくんの射精は止まらず、どぴゅっ、どぴゅどぴゅ、と小林くんの顔にかかりました。小林くんは、気持ちよさそうにそれを受け止め、ぺろぺろと自分の口の周りをなめ、手で顔全体にかかった精子をぬぐって舐めとります。そして、うれしそうにえへっ♪と笑いました。


 そこからは、みだらな乱交パーティーの始まりでした。
 体育倉庫の中に、たかひさくんの高いよがり声がひびきわたります。たかひさくんは、赤白ぼうしをゴムで首にひっかけたままで、ゼッケンのトレーナーをまくられ、下半身まっぱだかのままで、他の男の子たちにマットの上で取りおさえられ、小林くんにおしりをほられていました。
 正常位で、両うでをばんざいの格好に、足はまるで赤ちゃんのおしめを変えるような体勢で開かされていて、おしたおされています。おしりの穴はローションですっかりゆるゆるになり、そこに小林くんのおちんちんが入れられ、ようしゃなくピストン運動をくり返しています。
 たかひさくんは、顔をゆがませながら、すごく気持ちがよくって、以前の団地のおじさんの調教と、角くんとのえっちで、だんだんとおしりの穴の感度が良くなっていていたところに、小林くんのおちんちんは、太さも長さも固さもたかひさくんにちょうど良くて、それが、ある時はなまめかしく、ある時は激しく、おしりの穴をしげきし、おくのおくまで、当たってくるので、たかひさくんは、顔を真っ赤に火照らせ、表情をゆがませて、目はぎゅっとつむりながらも、野太いすごく大きな声を上げて、よがっています。
「あっ、あっ、あっ、あ、あ、あ、あああ、お、おーっ……! おおっ、おぉー、おぉーっ、おしり、おしりっ、おしりがあーっ、すご、すごいよおーっ! あっ、あっ、あっきもちいい、あーっ、きもちいいよぉおおーっ!!」
 小林くんも、快感に打ちふるえながらも、たかひさくんに向かって「ああ、たかひさー、いいよー、すげーいいよー」と、うわごとを言うようにあえいでいます。そしてそれに応えるように、たかひさくんもさらに絶頂に達しようとしています。
 そして、その横では角くんが、たくさんの男の子たちに群がられ、まわされています。
 角くんは、着ていたものをほぼ全部ぬがされ、くるくるになった体操着のトレーナーを首に引っかけて、おちんちんはもちろん、おっぱいや、お腹や、こしや、おしりにたくさんの舌や手がのびて、だかれて、しごかれています。角くんは、のどから声を出してさけんでいます。苦しさや痛さのためではないのです。さっき、男の子たちから薬のようなものをかがされてから、ずっと体全体がびん感になりすぎて、そのあまりの気持ちよさに、いんらんによがるしかないのです。よだれとなみだが止まらず、ずっとあえぎ声を上げたままでいます。
「あ゛あ゛あ゛ああああーっ!!! あっ、あっ、あっ、うあ゛あ゛ああああ――――っっ!!!はぁ、はぁ、はぁ、はぁんっ、にゃ、にゃあああああぁ―――っっ!! んあああ―――っっっ!!んあ゛あ゛あ゛あおおおおああ――――っっっ……!!!」
 絶頂に達するたび、角くんは、体を弓なりにそらせながらビクンビクンとふるえます。
 角くんとたかひさくんの二人は、マットの上でおたがいに手をつないで、快感にたえています。
 ふたりは、おしりをせめられながら、やがて、となりどうし見つめあいました。たかひさくんは顔を火照らせ、おしりをやさしくつかれるたびに、目をぎゅっとつむり、口を食いしばってあまい快感によいしれています。角くんは、あせだくで、目はすわり、口はだらしなく開いて苦しそうに舌を出しながら、なおこうこつとした顔をしています。
 そして、ふたりはその快感のさなかで、余りにもたくさんの少年たちに囲まれながら、最後に、舌とくちびるをからめた、あまーいあまーい、熱いキスを交わしました。ふたりを中心にくり広げられる、この大乱交パーティーは、まだまだ終わりそうにありません。



(終わり。)

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