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 さて、今日は林間学校の日です。
 よく晴れた日、クラスのみんなを乗せたバスは、気持ちいいスピードで高速道路を走っていました。
 バスの中、角くんと小林くんは、2人で後ろのほうのペアの席に座っていました。まわりでは旅行を楽しみにしているみんながはしゃいでいて、さわいだり、ゲームをしたり、座席から後ろに身を乗り出して、友だち同士でしゃべったりしています。
 角くんは、となりの小林くんがさっきから、半そでのTシャツから出た角くんの日に焼けたうでに、さりげなくふれたり、指でなぞったりしてさわったりくるので、困っていました。
「角ー、元気ないね」
 と、小林くんがいました。
「ふつうだよ」と角くんはぶっきらぼうに答えます。
「えー? ほんとにー?」
 小林くんはたずねながら、面白がって、ハーフパンツの上から角くんのみずみずしい太ももにその手をのばします。
「やめろよ……」
 角くんははずかしがりながら手をのけようとします。でも、小林くんはそれでもまだしつこくさわってきます。手慣れた手つきで、いやらしく太ももをもみしだいてくるので、角くんはだんだんくすぐったくなって、ズボンの下で、自分のおちんちんがたってくるのを感じました。
「あーっ、角、ちんちん立ってる〜」
 小林くんはそれを目ざとく見つけるとそう言って、そのおちんちんの辺りを、角くんのハーフパンツの上から、手でさすりました。角くんはあわてて「やめろよ!」とそれをふりはらいます。
「角、ちんちんもまれるのイヤ?」
「いやだよ!」
「ちんちんもまれて気持ちよくない?」
「ねぇよ!」
 角くんはそう言ったのですが、そう頭では思っていても、実際はおちんちんをさわられると、いやらしい気分にはなっていたので、それ以上つよくは言いませんでした。小林くんは、しつこく、
「気持ちよくなってるくせにぃー」とほほえみます。
「なってねえよ!」
「ねえ、角のちんちんなめてもいい?」
「だめだよ!」
「ねえ、オレのさわってもいいからぁ」
 小林くんは、角くんの手を取って、自分のをさわらせてきました。角くんはそれを静かにふりはらいます。
「ぃやだよ」
「ねぇー、オレ、角のちんちんなめたいなぁ。アイスみたいにぺろぺろしたいなぁ〜」
「……」
「角のちんちん、おいしそー。あー、しゃぶりたいなぁー、角のちんちんしゃぶってみたいなぁ〜」
「……」
 小林くんは角くんの耳もとで、そうやってちいさくささやきました。角くんが何も言わないので、小林くんは上目づかいで角くんの赤くほてった顔を見ました。それから、かがみこむと、角くんのズボンの上から口をつけて、ちんちんを包みこむようにすっぽり口にふくみました。
「わっ」
 小林くんはズボンの上だろうがお構いなしに、ちんちんをほおばったままその口を上下させたり、温かい息を吐きかけながら舌でべろべろとなめたりしました。
「や、やめろよ」
 角くんは小林くんの頭をどかそうとするのですが、やって欲しいという気持ちもあったのでので、無意識のうちに力は入っていませんでした。
 小林くんは太ももをもみしだいている手のほうも休めず、角くんのハーフパンツのすその中に手を入れて、中のブリーフにさわれるかさわれないかという所までさわり、もぞもぞと出たり入ったりして、やがて角くんのたまたまの方にも、じわじわとふれてきます。
 角くんは気持ちがよくって、ついつい声や、ため息をもらしました。
 やがて、小林くんは、もう一方の手で角くんのハーフパンツの表面を探って、こかんのチャックを見つけだすと、それを音を立てて下ろしました。
「やっ、やめろよ!」
 角くんは、それはまずいと思って小林くんをどかそうとしたのですが、小林くんははなれません。チャックを開けると、小林くんの目の前には、中で角くんのぼっきしたおちんちんがすっかりテントを張った、真っ白いブリーフが出てきました。小林くんは、そのブリーフをくわえると、だ液をからませてねっとりとなめまわし、口にふくんで、ちんちんを舌でなぶっていきました。
「あっ、あぁ……んっ」
 まわりの2,3人のお友だちが、角くんと小林くんのやっていることに気がついて、ひそひそとささやき声をかわし始めました。一人のお友だちはごくりと生つばを飲いこんで、二人の様子をじっと見守っています。
 角くんのブリーフは、小林くんのだ液ですっかりべとべとにしめっていました。小林くんは、角くんのブリーフのおちんちんを出す用の穴から、ごそごそとやっと生のちんちんを取りだします。出したしゅんかん、角くんのたったおちんちんが、ぶるんとゆれました。小林くんは、角くんのハーフパンツのチャックの穴からそそり立った、半むけになっているそのおちんちんの、表面の皮をずるりとむいてあげると、きとうの裏すじの辺りを、べろべろとなめ、やがて、ゆっくりと口の中にふくんでゆきました。
「あぁっ……!」
 じゅぱ、じゅぱ、と小林くんが口を上下に動かします。角くんはたまらず、かすれた声を出しました。
「ひい?(いい?)」と、小林くんが聞きました。
「あ、あぁ、あっ、あはあ……い、いい、いい、いっ、いく……!! 」
「んっ、んんっ」
 小林くんはさらに頭をはげしく上下させていき、角くんもこらえきれずに、ぎゅっと目をつぶり口を半開きにさせたまま、小林くんの頭を持って、速く動かすようにします。やがて、角くんが「あ、あ、あぁーっ……」と小声で言ったかと思うと、こしをうかせ、その肉付きのいい体を曲げて、ぴんとはねるように固まってしまいました。イってしまったのです。小林くんの口の中に、どぴゅっどぴゅっと温かい液体が勢いよく入ってきます。小林くんはそれをせきこまないように、こぼさず上手に全部のみこみました。
「……。えっへへぇー、全部のんじゃった。」
「……」
 角くんは放心したように、ぐったりと座席にもたれていました。その一連のできごとをさっきから見ていたお友だちは、みんなぼうぜんとした顔をしていましたが、そのうち何人かは、あせのにじんだ手でぎゅっとこかんをおさえていました。
 小林くんは、角くんのやわらかくなったおちんちんをパンツの中にしまってやり、ハーフパンツのチャックをしめてあげると、角くんににっこりと笑いかけました。
「角ー、今日はいい林間学校にしようねー。」

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